Valion maito

私がフィンランドのパッケージを好きになったきっかけが、ヴァリオの牛乳パッケージでした。ヴァリオは1905年にバターを輸出する酪農業者の協同組合として設立され、現在はフィンランドno.1のシェアを持つ乳製品メーカーです。
乳製品売り場に行けば、Valioのロゴだらけ。今でこそ「ヴァリオの牛乳=牛のパッケージ」というイメージですが、1960代は羊飼いの少年のイラストが描かれていました。その後、1970年代に植物もチーフのデザインになり1980年代についに牛のイラストが登場します。しかし、このころはリアルな牛と牧場の風景といういたって普通のパッケージでした。現在のものに近づいたのは1990年代にロゴが新しくなってからだと考えられます。
この牛のキャラクターは、ここ6年くらいの間でずいぶんと変化しています。左から順に2006年頃のもので、右側が2012年からの新しいもの。今年からパッケージとともにキャラクターも大きなリニューアルが行われました。

2012

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